三沢さんが行く

カードショップ三沢屋

水「…まあとりあえず、お前の負けだな。」

山「うう…。こんなのデュエルじゃねえ。」

水「まあ、負けは負けだ。とりあえずお前はオレの舎弟だ。

ジュース買ってこい。」

山「…納得できっか！！
こんなん認めねぇぞ！！」

水「じゃあ、どうするんだ？」

山「逃げるさ！！」

ダッε=┏( ・_・)┛

三沢「ただいま～。って店の中で走っちゃいけないよ。キミ。」

ガシッ

山「うっせぇ！！誰だよアンタ！？」

水「あ、店長お帰り。あと、そいつ捕まえといてください。」

三沢「あ、水嶋くんじゃないか。どうしたの？この子？」

水「舎弟です。」

三沢「舎弟か～。何人目だっけね？」

水「こいつで１０人目ですね。」

三沢「おお…。まあ、『そういう類』の人の対処は全部キミに任せてるからね。お疲れさま。」

水「オレのこのデッキに疲れるとかないですけどね…。」

三沢「罪悪感とか気にしないほうがいいぞー。『対処』用デッキなんだから。」

水「まあ、そっすね。
おい、山本。こっち来い。」

ガチャ。

山「てめえなに手錠なんかつけやがんだよ！？犯罪なんかしてねーじゃねーか！？」

水「舎弟だから仕方ない。
お前を再教育するためだ。さあ、こっちへ来い。」

山「うわぁぁぁぁ。」

そう言って水嶋くんは彼を店の奥に連れ込んだ。悲鳴が聞こえるが仕方ない。
カンケーない。

三沢「で、みんな。今日の水嶋くんはどんなデッキだったの？」

客Ａ「【ガエル】でした。先行１ターン目にトリシューラ５体出てきたんで…。」

三沢「それはひどい。」

客Ｂ「まあ、水嶋さんだしな。
前も【インフェルニティ】だったし、【魔轟神】とか【メタモルデッキデス】もあったな。」

三沢「まあ、『そういう類』にはワンキル許可だしてるからね。

相手もかわいそ…う…。」

山「嫌だぁぁぁぁぁ！！

死にたくなぁぁぁぁぁいいいいい！！！！」

………。

三沢「…まあ、とりあえず帰ろっか…？」

客一同「そーっすね。」

こうして、カードショップ三沢屋の１日は過ぎていく…。

【おまけ】

山「カードでヤドクガエルを５００匹も切り殺せるわけねーだろうがぁぁぁぁ！！

うわぁぁぁぁ！！」