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玄関のほうを見るとそこには金色の髪をした少女が立っていた。
銀「あんたがこの家の主かい?」
?「いかにも、私の名前はエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルだ。それにしてもそんなにボロボロになるとは、貴様の腕はその程度のものということか?」
銀「よく言うぜ、ずっと気配消して俺と茶々丸の話聞いていたくせによ」
エヴァ「!気づいていたのか」
(馬鹿な!あれほど気配を消していたにもかかわらず私の存在に気付くとは・・・・・・・こいつかなり腕が立つらしいな)
銀「まぁ、傷まで治してもらって何も教えないんじゃフェアとは言えないからな。俺なりの誠意って奴だよ」
そう言って俺は椅子にかけてある上着を取ると玄関のほうへと歩き出した。
エヴァ「どこへ行く?」
銀「ここによそ者がいつまでも居ちゃあんたも迷惑だろう。もう怪我も治ったし邪魔者はすぐに去るほうが都合はいいのさ、どこにいってもな」
ポンポンとエヴァの頭を叩きながら答えた。
エヴァ「それで、怪我が治った邪魔者はどうするのだ?」
銀「そうだな、ここを出てどっか適当な場所で仕事を見つけるさ。幸いここは俺が居た世界よりも平和らしいからな」
エヴァ「まぁ、待てもしもお前にぴったりの仕事があるといったらどうする?」
銀「?俺にぴったりの仕事?」
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