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俺が目を覚ますと真っ先に目に飛び込んできたのはいくつものぬいぐるみだった。
銀「おいおい、ここはおとぎの国か?」
?「ソンナワケネーダロ」
声のするほうを向いてもそこには何もいなかった。
銀「空耳か」
?「オマエノ目ハ節穴カ?コッチダコッチ」
もう一度声のするほうを向くと、そこには緑色の髪をした人形がいた。
銀「お前がしゃべっていたのか?」
?「オウ、俺ノ名前ハチャチャゼロダ覚エテオケヨ」
銀「………どうやら、本当におとぎの国にきちまったらしいな」
じゃなきゃ、しゃべる人形なんて現れるわけないし。
ゼロ「ナンダオマエ、魔法ヲシラネェノカ?」
銀「魔法?そんなものがここにあるのか?」
ゼロ「ケケケ、マァ詳シイ話ハ妹ニ聞ケバイイ。サア、オレハモウ寝ルカラ話カケルンジャネエゾ」
そう言うとチャチャゼロは目を閉じて鼻ちょうちんを出して眠っていた。
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