第1章 不思議の国

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と、その時白ウサギが 一瞬手にもった懐中時計を見るために走る速度を緩めた瞬間、私は全速力で走り手を伸ばせば届く距離まで来た時、 ウサギは急に視界から 消えた。 と、思ったら私も地面に立っていたハズなのに空が見えた。 ついでに自分の足も 見えた。 そう、私は頭から真っ逆さまに落ちていたのだ。 白ウサギしか見てなかったから気付かなかったけど、どうやら穴の中に落ちたらしい。 私は逆さまの状態から なんとか体制を起こそうともがいたけど、すごい勢いで下に落ちてるので無理だった。
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