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麗
「よっしゃ!ほな、何から計画しよか♪」
興奮気味の麗を見て呆れたように口を開いたのは、恋人の龍太だった。
龍太
『お前な、ちょっとは落ち着け。皆、お前のテンションについて行けてへんで』
麗
「何言うてんの!こんぐらいテンション上げんでどうするん?!修学旅行やで?北海道やで?!カニにラーメンにスノボーにスキーに…」
陽子
「アンタが楽しみなんはよーー分かったから!ちょっとは落ち着きなさい!」
麗
「はい……(泣)」
陽子
「よし、それじゃ…自由行動から決めていこか」
皆にあしらわれてふてくされる麗を余所に、着々と自由行動を決めていく皆。
修学旅行の計画は、アッという間に立たれてしまった。
ゴリ
『ちゃんと計画立てられたかぁ~?』
全員
『「はーい」』
ゴリ
『よっしゃ。ほな、この時間はここまでや。委員長ーー!』
いっつも疑問に思うんやけど、何で挨拶だけこんな気合い入れるんやろ(笑)
そんな事を考えながら挨拶を済ませ、昼休みを向かえた。
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