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当然うずくまる俺。
このツンデレが…
殴るタイミング
よくわかんねえよ
あ、えーこのくそ…
あ、いや
このツンデレのお姉さんは
星夜 佐柚
せいや さゆ
って言ってね?
さっき言った通り
俺の幼なじみなんだけどね?星夜ってかっこよいよな。
…うん、大丈夫。
かっこ可愛ければ
急所蹴られたって…うん。
なんとか立ち上がり
佐柚に痛みを訴えてみた。
「おま……ま、まぁ俺がわりぃけど……わるい?うんわるいわるい……でもね…?そこはね…?殴ったらあかんよ…?うぼあああ」
あ、やばい倒れる
「ひゃああああ!?
ちょっ、ゆ、憂っ!
お、押しっ、押し倒っ!?
ば、ばかぁぁぁぁぁぁ!!」
おふっ…
二度目は死………
とはさすがにならず
まぁそれでも脇腹を殴られ少しふきとばされたわけだが。
あれだな、救急車ほしい。
とりあえずベッドにちゃんと寝っころがりるらるる。
佐柚は殴った瞬間飛び上がったからな。
昇龍拳かなんかか。
「……ふ、ふー…もう…ばか………な、なんで急に………心の準備とかさぁ……って大丈夫!?」
心配そうに俺の顔を見る佐柚。
そっ、そんな見んなよ…照れんだろ…とか言ってる余裕もないっす。
「痛みを知れ」
ペインよペイン
そうそして何を勘違いしたのか
「えっ?だ、ダメよ…!?
女の子のそんなところ殴ったら…えと、いろいろダメよ…!!」
…ちょっと噛み合いません。
とりあえず殴ったって自覚はあるんだ。
よかった。
それはちがうか。
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