プロローグ

2/2
前へ
/50ページ
次へ
生まれてからずっと一緒だった。 悲しい時も嬉しい時も 君は隣にいてくれた。 子どもの頃に口にした 曖昧な「好き」じゃなくて 今は曖昧なんかじゃない。 ただ君を愛してる……… 「好き」だと言えば 全てが壊れそうで、 伝えたいのに伝えられない。 君の隣にいられるならそれでいいって思ってた。 これからもずっと続く関係だと思ってた。 あの日までは……
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

26人が本棚に入れています
本棚に追加