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...涼介くん
僕の手を握ってくれてた
男の子の名前は涼介と
言うらしい
裕 「 はじめまして ニコ 」
そう言うと彼は手を
差し伸べるわけでもなく
悲しそうな顔をして
部屋を飛び出ていった
母 「 ...っ涼介くん!! 」
飛び出して行った彼を
お母さんは追いかけていた
ねえ、なぜ君は
悲しそうな顔をしたの?
初めて会った人なのに
涼介くんのことが心配で
たまらなかった
裕 「 ....何かしたかな、僕 」
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