ブラメがやってきた!

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「おはよ~!」  私は学校の教室に着き入ると皆に挨拶をし、それぞれ挨拶を返してくる。私は席に座ると、教室のドアが開きあの子の声が聞こえてくる。 「皆おはよぉ! 皆の姫様琉華たんが来たよぉ!」  だが皆は無視する。何で皆無視するんだろう? 私のときは皆挨拶をしたのに……  遠藤琉華ちゃんは顔も可愛いしスタイルもいいし、正直私より数倍可愛い女の子だ。それに口調も可愛いのに、何故か皆嫌っている。一体何でだろう? 「もぉ皆、恥ずかしいからって無視はいけないぞ☆」 「琉華ちゃん、おはよー!」  私は琉華ちゃんに挨拶をすると、挨拶に気付き私の方を振り向く。 「あら、麻衣おはよぉ☆ あっそぉだ、あのねぇ麻衣とメールしたいっていう男がいるんだけどぉ、アドレス教えていいかなぁ?」  琉華ちゃんは、髪の毛をいじりながら私に聞いてくる。  ん~、どうしよう……知らない人とメールするのもなぁ…… 「じゃあ、あとでアドレス教えとくからねぇ☆」  えぇ!? 何か勝手に決められちゃったよ!? 私まだ、いいよって言ってないのにぃ……  自分の席にいく琉華ちゃんを止めようとしたら、チャイムが鳴り先生が来てしまったので、諦めて私も自分の席に座る。  どうしよう……昼休みにまた話しをすればいいかな?
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