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放課後――――……
ふぇ? 時間経つのが早い? でも私ちゃんと授業受けたよ? ……って私、誰に話しかけてるんだろ?
私が帰る準備をしていると、琉華ちゃんが私に近づいてきて話しかける。
「麻衣~、アドレスちゃんと教えておくからねぇ」
琉華ちゃんはそれだけ言い残し去っていく。
私、あまり知らない人とメールしたくないな……でも鈴姉ちゃんが断っちゃだめって言ってたし……あっ! そうだ、鈴姉ちゃんの家に行かなくちゃ!
私は急いで学校を出て、鈴姉ちゃんの家へと向かう。向かっている途中、後ろから聞き覚えのある声が聞こえくる。
「お~い、麻衣~!」
「あっ准くん!」
振り向くと准くんが走ってきて、私のところまで来ると息を落ち着かせて、立ち止まる。
「ふぅ、麻衣途中まで一緒に帰ろうぜ!」
「あっ、私これから鈴姉ちゃんに准くんの家に行くところなの!」
「えっ!? そうなのか!? なっ、なら一緒に行こうぜ!」
「うん!」
そういえば、いつもこの場所で准くんと会って一緒に帰っているような……まっいっか!
私はあまり気にせず、准くんと一緒に鈴姉ちゃんの家へと向かう。
数分後、私達は鈴姉ちゃんの家へと着き中へと入る。
「ただいまー」
「お邪魔しまーす」
すると、鈴姉ちゃんが2階から降りて……って鈴姉ちゃん何で下、何も履いてないの!? 下着は履いているけど……もちろん准くんは怒鳴りました。顔を赤くしながら。
「ちょ!? バカ姉貴! 何で下、何も履かないんだよ!?」
「別に家の中にいるんだからいいじゃ~ん。それより俺の麻衣と何一緒に帰ってきてんだ? あぁ?」
鈴姉ちゃん怖い……
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