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変化
毎日、おはようから始まり、おやすみで終わるメール。
日常の他愛のない事柄。
主人は相変わらず毎日遅い。
その上、新しい資格を取るために休みも講習に行く。
ちょっとそんな愚痴を言ってみた。
『まゆ🎵、うっぷんたまってるべ?
来週辺りデートでもするか?』
初めてストレートにMasaに誘われ照れ隠しに
『本気?』
と返した私に、
『なんだよ、デートならするって言った癖に。
会わない、✉だけにしましょ』と言う彼からの返事だった。
ホッとしつつ、がっかりした。
以前、セフレが欲しいと言った彼に
『何人位とした事ある?』の質問に、
『30人くらいかな?』とMasaは答えていた。
『案外あなた魅力的なのね』と返した私に、
『魅力はね~な🌀😒
軽いから🎵類は友だべ😋
まゆ🎵はどんなだろ👀
いつかさぁ………
エッチしようね』
やっぱり軽い返事。
でも、そんな風に女の心と体を開かせるMasaってどんな人なんだろう?
そんなある日、家庭内の愚痴を彼がポロリ。
『まぁ、奥様に言えない事もあるでしょ?私、これでも先輩よ😃』
と返した。
あくる日
『少しまゆ🎵と💌控えようと思ったけど…
疎遠になりそうなんで止めた😏
せっかく咲いた🌸恋の蕾を摘んでは勿体無いですもの😌ウフッ
イイ女だろうから離さんでぇ😍
まゆ🎵に愚痴るのは俺が甘ちゃんだからやぁ
改め宜しくぅ』
そんなメールが来た。
直メを始めて、ちょうど1ヶ月目だった。
『私に惚れちゃいそうなの?それとも飽きたの〰?😢』いつもの調子で返したメールに
『💌すると愚痴っぼくなりそうで😏
でも💌続けるで💓
まゆ🎵は最近珍しく
好きになっちゃうかも😍
な人なのよん😋
距離なんておくかい💥⤴
ガッツリくっつきまくるわぁ😌』
との返事。
ホッとしている自分。
彼からメールが来なくなるのは嫌…
はっきり、彼のメールを待っているのに気付いた。
Masaの存在は後輩でもパパ友でもメル友でも無い、私の心の中で少しずつ存在感が増して一番気になる人に変わっていた。
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