-†-入学式-†-

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【白洋高校入学式】 名前は中津龍一、成績優秀者推薦で武術先進高校である白洋高校へ入学した。 入学式そうそうから、まさか目をつけられると思っていなかったが… ある男のせいで、ヤンキー軍団から呼び出しをくらうはめになった。 その男は… 加藤竜斗、茶髪で元気な幼なじみだ… で、今その呼び出しの場所に到着したところ。 「お前らが加藤竜斗と中津龍一か?」 ヤンキー軍団のリーダー的な奴が2人を見て問いかけた。 竜斗は頭を掻きながら返事をした。 「そうですけど、なんですか?」 ヤンキーのリーダーが立ち上がると、周りの10人も立ち上がった。 「入学式に茶髪とか生意気なんだよっ!!だから、制裁するってことだよっ!!」 と言うと、ヤンキーのリーダーが竜斗の前に立ち拳を振り上げた。 その拳は、竜斗のほほに直撃し少し後ろに飛ばされた。 「いって~!!」 竜斗がほほを押さえていると、龍一も一発いれられていた。 「茶髪小僧とメガネモヤシ、いい気になるなよ!!」 龍一はメガネを胸のポケットにしまった。 「竜斗…正当防衛だよなこれ…」 「そうだねっ!!」 龍一の目付きが変わり、竜斗はニコッと笑っている。 「絡んだのが悪かったよ先輩~。龍一がんばれ~」 竜斗は後ろに下がり座りこんだ。 「俺の剣技は効きますよ」 龍一はカバンから、組み立て式の木刀を出した。
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