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竜斗が男に向かっていくと、また目の前に小石が飛んできた。
しかし、男は投げる素振りすらしていない。
竜斗が小石を避けると、また目の前に小石が飛んできていた。竜斗が避けるのを読んでいたかの様に…
それも交わしたが、さすがに体勢を崩し竜斗は地面に手を着いた。
すると!!
その男は竜斗の目の前にたっていた。
(やばいっ!!やられるっ!!)
竜斗は一瞬で感じた。この男と自分との間に実力の差があることに…
男が竜斗にサッカーボールキックをしたが竜斗に当たらなかった。
男のスネには龍一の木刀が当たっている。龍一が竜斗へのキックを防いでいた。
「目を見れば決着はついていますよ。先輩っ!!武術の達人ならわかっていますよね?柳零次さんっ!!」
龍一は男を知っていた。
「やっぱり、お前らが文武両道の高校生2人かっ!!俺は3年の柳零次。生徒会長だ。まあ、いいや!!明日からの高校生活を気をつけな」
と言い放つと、柳は校舎に向かって歩いていった。
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