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銀官房長官の後をついていくとテレビで見る国会議事堂とは少し違った場所にきた。
辺りは薄暗く、光は最小限に抑えられている。恐らく、この場所の存在をあまり誇張したくないのだろう。
(ここに何があるのかしら…でもここは行き止まり…)
確かに怪しい雰囲気はあったが行き止まりで何も無かった。
しかし、銀官房長官がある壁の一部分を押した。するとそこの壁だけがへこんだ
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
壁が開いていき、地下へと続く階段が姿を現した。
(これは…!ますます怪しいわね…)
銀官房長官は周りをさっと見渡して確認をすると静かに降りていった。
(何があるのかしら…楽しみ♪)
女性はするすると足音をたてずに階段を降りていった。
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