この街の郊外には大きな館があります。

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家に帰った俺は特にする事もないので部屋でごろ寝中。 母さんが今日は「午後の2時くらいにお客さんが来るから」と言っていたが現在は午後2時半 客は誰一人として来ない。 迷ってるのかと思ったが、迷えるほど道は複雑じゃないし、家もそこまで多くない。 寧ろ、家は分かりやすい方だ。 周りは田んぼや畑しかない。 田舎というわけではないが、都会とも言わない。 中途半端な町。 そこに俺は住んでいる。 ピンポーン インターホンが鳴った。 お客さんが来たようだ。 俺は急いで玄関まで向かいドアを開けた。 ドアを開けた俺の視界には足。 次の瞬間、頭に強い衝撃が走り意識が飛んだ。 薄れゆく意識のなか、俺が最後に見たのは、そいつの悦に浸った顔と 白だった。
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