1人が本棚に入れています
本棚に追加
家に帰った俺は特にする事もないので部屋でごろ寝中。
母さんが今日は「午後の2時くらいにお客さんが来るから」と言っていたが現在は午後2時半
客は誰一人として来ない。
迷ってるのかと思ったが、迷えるほど道は複雑じゃないし、家もそこまで多くない。
寧ろ、家は分かりやすい方だ。
周りは田んぼや畑しかない。
田舎というわけではないが、都会とも言わない。
中途半端な町。
そこに俺は住んでいる。
ピンポーン
インターホンが鳴った。
お客さんが来たようだ。
俺は急いで玄関まで向かいドアを開けた。
ドアを開けた俺の視界には足。
次の瞬間、頭に強い衝撃が走り意識が飛んだ。
薄れゆく意識のなか、俺が最後に見たのは、そいつの悦に浸った顔と
白だった。
最初のコメントを投稿しよう!