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「あんた、学校くらいちゃんと行っときなさいよ。その年で社会に馴染めないって、あんた重症よ」
「棚上げ、という言葉の意味を調べてこい」
「ぼた餅?」
「売られた喧嘩は買うぜ…社会に出な!!」
「じゃ、私は泥の手狩りしてきますわ」
好き放題喋った挙げ句に逃走していった。…うーん、あの人はやっぱり苦手だ。会話、というよりもまくし立てられる、という表現のほうがぴったりくる。社会のスターダストになるのも分かるような気がする。
なんだか余計疲れてしまった。うーん、これからどうするかな。お見舞いにはまだ早すぎる。基本的には、お見舞いは夜限定だしなぁ。
うん?
あぁ、そうだ。
僕は学校に行く準備をした。
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