初めて

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そんな陽汰を気にしなかった訳がない。 本当はこの時から 少しずつ気にしていた。 目で、陽汰を気が付けば 追っていた。 声を聞くたびに 安心した。 本当はこの時から あたしは陽汰に、 恋に落ちていたんだ。 自分の気持ちに嘘ついて みんなに迷惑かけた。 それは、高校1年の 夏休み直前だった。
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