君と

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ピンポーン… 普通の家よりもでかい家のインターホンを伊織が二回押した。 『…はーい? あら、伊織ちゃんと小冬ちゃんじゃなーい 今開けるわねー』 インターホンの中にあるカメラに向かって喋っていたのは唯都のお母さんだった。 …がちゃっ 「いらっしゃい、どうぞ入って入って!」 唯都のお母さんは優しい顔で微笑みながら言ってくれた。 あたしたちは唯都のお母さんの後について行き、玄関でスリッパに履き替えて唯都の部屋まで案内してくてた。 …コンコン 「唯都、伊織ちゃんと小冬ちゃん来てくれたわよ」
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