未練の女【詩】

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痛い痛い ココロが痛いわ 私は貴方のトクベツじゃない それは良く良く知ってる だって貴方を初めに拒んだのは私だもん 貴方のトクベツになるのが怖くて いつかは トクベツは壊れてしまうんじゃないかって 今までが壊れてしまうんじゃないかって 怖がりな私は貴方を拒んだ でも今後悔してる とてもとても後悔してる 貴方のトクベツは私じゃない 貴方のトクベツは私じゃないあの子 貴方の隣は私じゃない もう私じゃない 私はトクベツじゃないから 貴方の隣にいられない もういられない 私はどかなきゃ 私はあの子にココを譲らなくちゃ だって もう貴方のトクベツはあの子なんだもん ねぇ あの時「うん」って言ってれば 私は貴方のトクベツになれた? なれたよね、きっと ねぇ 今「貴方が好き」って言ったら 私は貴方のトクベツになれる? なれないよね、絶対 あぁ 馬鹿な私は失ってから気付きました 貴方が好き 貴方が私のトクベツ あぁ でももう貴方はあの子のトクベツで 貴方のトクベツはあの子 私はただのオトモダチ 止めてよ 私を撫でた手であの子を撫でるの? 聞きたくないよ 私に囁いた言葉をあの子に囁く貴方の声 見たくないよ 私に見せた微笑みをあの子に見せる貴方 私に聞かないでよ 「どうしたらあの子が喜ぶ?」なんて 照れないでよ 私の前であの子のことで ねぇ、辛いよ 自分で望んでおいて 自分で願っておいて こんなに苦しいなんて 私は なんて馬鹿なんだろう 私は どうして今更貴方が好きなんだろう ごめんなさい 貴方のトクベツになりたいとは言わないから このココロの痛みが消えるまでは 貴方のことを思うのを許してください .
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