~混乱~

2/11
前へ
/20ページ
次へ
家に帰ると母はもう寝ているのか、電気は消えていた・・・・ 俺はそーっと2階へ上がり自分の部屋へ入った。 そして・・・ベットに横になった・・・・ 頭痛はほとんど無くなっていた・・・ ((朝から今日はおかしいことばかりだな・・・・今日は早く寝よう)) よっぽど疲れていたのか、俺はすぐに眠りについた・・ 次の日の朝・・・・・・ 「ん・・・・・ん?・・・今何時だ?・・・」 重い体を起こして時計を見ると、もう昼近くになっていた。 今日は午後から大学の講義が入っている 俺はしぶしぶ着替えて、1階へ下りて行った。 母 「おはよう、昨日は遅かったね」 「あぁごめん、久々に飲んだから時間忘れちゃってさ」 母 「そうなのね。今日は?学校何時から?」 「2時からだよ!」 母 「じゃあ早くご飯食べて用意しなさい」 テーブルの上には、昨日食べ損ねた夕食が朝食になって置いてあった 「わかったよ、そういえば真由は?」 母 「まだ帰ってきてないみたい、もうすぐ帰ってくるんじゃないかな?」 「そっか」 ((そういえば、今別に母さんの心の声みたいなのが聞こえるわけじゃない)) ((別に普通だ・・・・ やっぱり昨日のは気のせいか?もしくは20歳の誕生日だけに発生する特殊能力とか・・・・・なんてな・・・)) トゥルルル・・・・・トゥルルル・・・・・ ((電話だ・・・・)) 着信・・・中井雅人 「もしもし?」 雅人 「おーおはよう!真冬今日何時から学校?」 「2時だよ!雅人は?」 雅人 「俺もだよ!ちょい話あるから一緒にいこうぜ」 「あぁいいけど・・・雅人車?」 雅人 「あぁ今日は車」 「じゃあ乗せてって!」 雅人 「あれ?真冬車は?」 「運転たるい」 雅人 「はは、わかったよ!じゃあ半くらいにいくな!」 「はいよー」 電話を切り、ご飯を食べ、俺は学校の用意をしはじめた・・・・・
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

46人が本棚に入れています
本棚に追加