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それから30分
外に車の音が聞こえた
「来たかな?」
俺は鞄を持ち、玄関へ向かった
「母さんいってくるわ!」
母
「はーい!気をつけてね!」
外に出ると雅人が車で待っていた
雅人
「おーおはよー!」
「おはよう」
雅人
「まぁとりあえず乗れよ!」
車を走らせてすぐ、雅人は口を開いた
雅人
「あのさーウチの大学の明智祐子って知ってる?」
「あぁ、あの可愛いって有名な奴でしょ?なんしたの?」
明智祐子(アケチユウコ)といえばウチの学年でかなり高レベルの女、いつも4人ぐらいのグループでいて、その他のメンバーもかなりレベルは高い
あぁ強さじゃなくて可愛さのレベルね・・・
雅人
「今度さ・・・そのグループと飲むことになったんだ」
「へぇーいいじゃん!」
雅人
「でな、俺明智の事多分好きなんだよね」
((は??))
「マジ?」
「まぁほとんど話すらしたこと無いんだけど・・・多分一目惚れってやつだと思う」
正直以外だった・・・
雅人は顔はいいくせに女にはあまり興味は無いように思えてたから
一目惚れなんてする奴なんだ・・・
「それがどうして飲む事に発展したんだ?」
雅人
「それなんだけどさ、俺が冗談で矢崎に[今度みんなで飲むか?]って言ったらいつの間にかメンバー揃えてて、俺冗談だったからなんの段取りもしてなくてさ・・・・」
矢崎沙織(ヤザキサオリ)
明智のグループの一人
関わりは無いからよくわからん
「その飲む日っていつ??」
雅人
「明日・・・で、真冬一緒に来ないか?」
「はい?いや、俺そのグループと関わり全くないし・・・」
雅人
「俺もそうだって!さすがに康太や翔太は呼べないからさ・・・」
「なんで?」
雅人
「康太は空気読めんし、翔太は明智にベタボレしててスゲーメールとか電話とかしてるらしいし・・完全に引かれてる感じ・・」
「うそ!?知らんかった・・」
雅人
「だから頼む真冬!」
「・・・・・わかったよ・・」
真冬
「さんきゅー!!」
なんだかんだ言っても、俺も少し行きたい気持ちもあった、そりゃ関わりがないっていっても、大学イチといっても過言じゃないくらいの可愛いグループと飲めるんだから・・
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