~別声~

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((さて・・・暇だな・・・誰かと遊ぶかな?)) 携帯を見てみると着信があった 「あれ?気付かなかった」 発信先は 香川 康太(カガワ コウタ) まぁ仲のいい友達の一人だ 「かけ直すか・・・・」 トゥルルル・・・トゥルルル・・・ガチャ! 康太 「おー真冬、今何してんの?ってか誕生日おめでとう」 「おぅ、ありがとう!今ヒマしてる・・・」 康太 「お、マジで?じゃあさ!今秋菜ん家で翔太と祥子と雅人といるんだけど来ない?」 「あ~じゃ行くわ~」 康太 「おう!じゃあ待ってるな!」 突然の誘い 暇な俺としては嬉しかった・・・ もともと誕生日をやろうと数人から言われていたが、今回は家族でやるって断ってたんだ まさか昼にやるとは思ってなかったからな・・・ 服を着替え、1階に下りた 「真由、俺も出掛けて来るわ!鍵頼むな!」 真由 「あ、そうなの?ご飯どうするの?」 「帰って来てから食べるよ」 真由 「そっか!なに?女のとこ?」 「まぁみんなで遊ぶ感じ!」 真由 「そっか♪」 ((早く彼女でも作ればいいのに)) 「余計なお世話だよ!」 真由 「は?なにが?」 ((え?今私しゃべった?)) 「は!?・・・いや・・・何でもない・・・とにかくいってくるわ・・・」 俺は逃げるように家を出た・・・・ ((なんだ?真由のしゃべってない声が聞こえてるのか?・・・・そんなわけ・・・・・・・)) 「何言ってんだ俺は・・・ありえんって・・・」 車で10分 俺の女友達の一人 山本秋菜(ヤマモト アキナ)の家へと到着した。 ピンポーン カチャ! 秋菜 「お!真冬早かったね!あがって♪」 部屋に上がるとみんなすでに飲んでた・・・ みんな 「誕生日おめでとう♪」 「ありがとう!」 翔太 「よし!飲もうぜ!!」 「あ!!ごめん!車で来ちゃったんだよね!」 祥子 「少しくらい大丈夫だって!ほらカンパーイ♪」 ビールを持たせれ、半強制的に乾杯させられた・・・
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