～SATORI～

～別声～

たわいもない話をしながら刻々と時間が過ぎていった
こいつらは大学に入ってから知り合った友達

俺が元々こっちに引っ越してきたから、高校の友達とかは別の地域にいる･･

この家の主、山本秋菜は小柄で可愛い女の子
性格は明るいし、誰とでも仲良く出来るタイプかな？

さっきの電話の相手
香川康太は結構人見知りするタイプだが、慣れれば楽しい奴だ･･有名人の山本太郎に似ている

佐川祥子(ｻｶﾞﾜｼｮｳｺ)は性格は明るいが、ちょっこ小悪魔的な奴
たぶん結構頭はいいと思うスタイルも顔もいいからよくモテるらしい･･･

中井雅人(ﾅｶｲﾏｻﾄ)
クール系の男、顔もいいし歌が上手い！ただ少しインテリっぽい･･･最初祥子と付き合ってるかと思ったがそうじゃないらしい･･

胤原翔太(ﾂｸﾞﾊﾗｼｮｳﾀ)
まぁコイツはムードメーカー的な感じ！
小さいおデブちゃんって感じかな？マスコット的なキャラで結構みんなに好かれてると思う

翔太
｢で？どうよ２０歳になった気分は？｣

｢ん？なんかよくわかんね･･･中学くらいの時は２０歳になったら結構大人になってるって思ったけど･･実際何も変わってない感じかな？｣

秋菜
｢あ！それわかる！うちも全然変わってないもん！小学校の頃から♪｣

康太
｢そりゃ変わらな過ぎだろ！｣

祥子
｢このまま３０とかなっても変わらなそうだよね？実際･･･｣

翔太
｢確かに････｣

雅人
｢ま、そんなもんだって！実際変わった変わんないなんて自分じゃわかんないだろう｣

｢それもそうだな･･･｣

祥子
｢そういえば･･･はい！真冬に誕生日プレゼント♪ここにいるみんなからだよ♪｣

｢お！マジで！ありがとう！！｣

とっさのプレゼントにちょっと驚いたが･･･嬉しかった･･･

｢開けていい？？｣

翔太
｢どうぞ～♪｣

箱を開けると、中には････
BVLGARIの時計が入ってた

｢おぉぉぉぉ！マジかぁ！！マジありがとう！！｣

雅人
｢まぁ２０歳くらいの誕生日はまともにってな♪｣

確かに去年はドン･キホーテに売ってる大仏マスクだった･･･

祥子
｢大切に使ってね♪｣

｢もちろんだす!!｣

秋菜
｢何？そのだす！！って♪｣

それから、またしばらく飲んでると少し････頭痛がした････