~別声~

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((なんだ?変な頭の痛さだな・・・・)) 祥子 「どうしたの?ボーッとして・・・・」 「え?いや、ちょっと頭がいたくて・・・てかもう車で帰れんよな・・・」 康太 「今日はタクシーで帰ったら?」 秋菜 「頭大丈夫?バファリンならあるよ?」 「いや、そんなに痛くないから大丈夫だよ!・・・タクシーか・・みんな何で帰るの?」 雅人 「俺は友達迎えにくるわ!乗せてってもらうか?」 翔太 「俺は家近いから徒歩!」 祥子 「私は今日泊まってくの♪」 康太 「いいなぁ~俺も泊まりたい♪」 秋菜 「だめぇ~今日は女同士で語り合うの♪」 康太 「あ、そう!女同士の語り合いはえげつないって言うしな!」 祥子 「そんなことないわよ!」 康太 「はは!冗談だよ!」 トゥルルル・・・・・トゥルルル・・・・・ 「あ!俺だ!」 着信ー母ー 「あぁもうこんな時間か・・・」 時計を見ると午後9時を廻っていた 「ごめん!電話出てくるわ!」部屋から出て、電話にでた。 「もしもし?」 母 「真冬?どこにいるの?」 「あーごめん!康太から電話きてさぁ、なんか誕生日やってくれるっていうから遊びに来てるんだよね」 母 「もぅ~ご飯作ったのに!」 「ごめんごめん、明日食べるからさ!」 母 「はいはい!泊まってくの?」 「たぶん帰るよ!」 母 「わかったよ!じゃあ気をつけてね!」 電話を切り、また部屋へと戻った・・・ 康太 「大丈夫か?」 「あぁ、別に何でもないよ!」 秋菜 「頭痛は?」 そういえば、さっきより少し痛みが増した気がする・・・・・
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