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「まぁ、聞かれなかったから…」
言いながら霊夢へと視線を移す。
何やら賽銭箱の前で騒いでいるようだ。
……大量の一円玉を入れたからだろう。
「穢れを清める事が出来るからな、朝に雛が言ってた事も何となく分かる気がする。」
「凄いんだねぇ。」
「断言は出来ないけどな。ちょっと霊夢の所に行ってくる。」
『行ってらっしゃい。』
色々聞かなきゃならない事があるの半分位忘れてたよ……。
近づいて行くと霊夢の表情を見ると泣き怒り笑いだった……なんだこれ?
「霊夢?どうした?」
「賽銭が入ってるのはいいけど全部一円玉……。」
やっぱりそうか。
だからといって大量の一円玉を入れるのは止めるつもりはない。
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