第三章

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「おはようございます」 「おはよう。やっぱり夢じゃなかったでしょ?」 「はい」 霊夢はすでに朝食の準備をしていた 「京介、貴方どこに住む気なの?」 突然、霊夢がそんなことを聞いてきた 「ここに住むわけにはいかないし…昨日ここに来るまでにみかけた人里にでも行ってみようかと」 「ということはまだ正確には決まってないのね?」 「はい…」 「それならいいところがあるんだけど…聞く?」 「話だけなら」 霊夢はわかったわ、と言って話しを続けた 「紅魔館っていうところなんだけど、最近の外来人が一番最初に行くのがだいたいそこなの。しかも今は人手不足中だから、歓迎してくれると思うわよ。ただし、命の保証はしないわ」 「最後の一言さえなければどれだけ幸福だったか…」 「大丈夫よ…多分」 (すごく…不安…) 「あとは菫に案内してもらいなさい」 「はい…あの、色々とありがとうございました」
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