後編『恋がある☆』

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家に帰っても魂が抜かれたようにご飯よと母親に呼ばれても気づきもしないし、食欲もなくて。 暗くなっても明かりをつけずただ部屋で一点を見つめてるだけだった。 「私暗い人間やな…」なんて思っても、本当の私はこっちだったんじゃないかって思う。 ただ唇を噛み締めて もやもやする心に動揺して どうしようもない感情が込み上げ苛立って 泣いてるうちに疲れて眠ってしまったようだった。
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