第一章『平穏な日々』

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作業が終わりただ今休憩… 太陽はベッドに寝転びながら幽香の方を向く 太陽「なあ幽香 今回の事は紫に話したのか?」 幽香「多分龍太が話していると思うけど… 一応行く?」 幽香の返事に飛び上がるように起きて 太陽「行こう、一度まとめておくべきだと思うんだ」 幽香「うん…わかったわ でも太陽、約束覚えてるわよね」 幽香は太陽の座っているベッドに腰をかけた 太陽「覚えているよ…」 幽香「太陽が気になるのもわかるけど 私もあなたの事が気になって仕方ないの…」 幽香は少し顔を俯かせながら太陽に話す 太陽「幽香…」 幽香「わがままとはわかってるんだけど…でもっ!?」 幽香の口からは言葉が繋がらなかった 太陽の唇で塞いだからだ 幽香「太陽…」 太陽が幽香の唇から離れた 太陽「ゴメン、今はこれで我慢してくれないか?」 すると幽香は微笑み 幽香「仕方ないわね、でも帰ってきたらもっとよ」 太陽「善処するよ」 太陽は苦笑いを浮かべ 二人は家を出た
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