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それから1ヵ月くらいした頃。
私は彼の事が忘れられずにどうしてるかなぁなんて
考えてた。友達と居酒屋で飲もうって事になって
行き当たりばったりの
居酒屋に入った。
「いらっしゃいませ~」
意外と明るい感じのいい店注文を決めて店員さんを
呼んだ。
「いらっしゃいませ。
ご注文をどうぞ!」
優しい柔らかい口調!
ぇ"~うそ~彼じゃん!
信じられない
だけど私の事なんか
忘れてるよね!
「酎ハイのグレープフルーツと
青リンゴサワー。とからあげと揚げ出し!」
「ありがとうございます。ただ今お持ちします。
あれ?君?あの時の?」
「覚えててくれたんですか?嬉しいです。」
マジ~どうしよう!
「惠?誰?知り合い?」
「うん。1ヵ月前
くらいにね!夕立にあってそん時にだけど覚えて
くれてたなんて!」
「あん時のシュチュエーションは
忘れんだろ!」
「惠!そんな事言って
なかったじゃん!
奇跡の再会だね」
「うん!」
彼はにっこり笑って
「少々お待ち下さい。」
私益々惚れた。
「惠!彼かっこいいじゃん!アピールしてみれば?」
「だけど彼女いるかもよ!」
「いないかもよ!」
「美喜はいつも前向きだね!」
「惠はほっとけないんだよ!いつも遠慮がちだから」
「お待たせしました。グレープフルーツハイと青リンゴ゙サワーでございます。」
「あの~彼女とかいるんですか?」
「美喜~いきなり聞かないでよ~」
「彼女?いないよ!」
「惠!!いないってよ!
よかったね!」
「美喜~(恥」
「よかったら惠に番号と
アドレス教えてあげて下さい。」
「ハハハ!そうだね!」
「笑ってごまかされちゃた」
「大丈夫!」
美喜のこの自信はどこからくるんだ~!美喜はほんとフシギな子なんだよね!
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