続・走れメロス

この思いが天に通じたかどうかは分からない。しかし雨が降り始めた。まるでメロスを慰めるかのようにまた亡き王ディオニスが泣いているかのように… だがメロスはその場から１歩も動こうとしなかった。メロスの顔が涙なのか雨で濡れているのかはもはや分からなくなっていたメロスはせめてもと思い… 自分への罰とかんがえているのだろう。雨は降り続く……

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