†出会い†

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窓の端に足をかけ、隣の屋根に跳ぶ。 跳んだ瞬間、異変に気付く。 あれ? もう落ちはじめて………… 青年は気付けば、ゴミにまみれていた。辺りを見て状況を確認するまでに数秒を要した。どうやら道路の端のゴミ出し場に落下したらしい。上を見ると先程まで立っていた窓が見える。下から見ても、跳んで届く距離ではない。 その距離を何故跳ぼうと思ったのか。何故あの距離を跳べると思ったのか。 まだ自分は寝ぼけていたのだろうか でもとりあえず、体は……………動く。 ケガはしてないみたいだ。ただ音を聞かれたかもしれない。
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