2108人が本棚に入れています
本棚に追加
窓の端に足をかけ、隣の屋根に跳ぶ。
跳んだ瞬間、異変に気付く。
あれ?
もう落ちはじめて…………
青年は気付けば、ゴミにまみれていた。辺りを見て状況を確認するまでに数秒を要した。どうやら道路の端のゴミ出し場に落下したらしい。上を見ると先程まで立っていた窓が見える。下から見ても、跳んで届く距離ではない。
その距離を何故跳ぼうと思ったのか。何故あの距離を跳べると思ったのか。
まだ自分は寝ぼけていたのだろうか
でもとりあえず、体は……………動く。
ケガはしてないみたいだ。ただ音を聞かれたかもしれない。
最初のコメントを投稿しよう!