第三話

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『これから転校生が来る。みんな~仲良くするように~』 『はぁーい』 これから転校生が来るんだって!!! 楽しみだなぁ~♪ あの方の使命もあるけど…"人間界"に来たんだから楽しまなきゃw 『入れ』 ガラッ 『ぅ…わ…』 僕は思わず、声をあげてしまった。 なぜなら転校生は… 学生とは思えない程の妖艶な雰囲気を放っていたからだ。 『ユチョンです…よろしく』 声はハスキーで、 意外に笑顔はキュートだった。 『えー席はシアの隣だ。』 『わかりました^^』 ユチョンとかいうヤツが 僕の隣まで歩いて来る。 ユチョンと目があった。 その時だった。 頭に直接話しかけてくるように… 『ふふっ。君があの方の息子か…』 えっ…?? 何今の………。 ユチョンを見ると、 ユチョンは、何も話していなかった。 『よろしくね。シア君w』 『うん!よろしく!!』 僕はこの時、 この言葉を気にも止めていなかった。
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