アザルトじゃないよ!テオドア王国

8/9
前へ
/12ページ
次へ
「ああ、ギギ。 お前…面白い奴拾ってきたな。」 ラインハルト兄さんが、私の頭にポンッと手を置きながら言った。 「うちの陣地に迷い込んでましたからね…。 あ、今はオフィーリア様には会えません。 ゴミムシィィッ!と叫んでましたから。」 「そっか。 じゃあちと休憩しようか、ギギにピンク頭!」 ラインハルト兄さんが、爽やかにニッと笑いながら言いました。 黒髪お兄さん……ギギさんは、「そうですね」と頷いて歩き出しました。 ラインハルト兄さんも、後ろについていったので、私も二人についていくことに…。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加