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「だ、誰!?」
聞き覚えのない声。
声のした方へ振り向けば、黒髪の優しそうな顔立ちの青年が立っていた。
おお、耳が長い……エルフ?
「こちらの陣地に居るのは構わないのですが……見掛けない顔ですね。」
ジッと私の顔を見て、そう言う黒髪お兄さん。
私だって、貴方のこと知らないデス。
「とりあえず……一緒に来てもらえますか?
オフィーリア様に、報告に行きますから。」
…え、あの……
もしや、捕虜フラグ?
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