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~第一章~…悪を狩る者…
「風零君…この施設は全て秘密裏にある場所なんだ…君はこの施設に入った時点で既に…ここの一員何だよ…さぁ…君の力を魅せてくれ………」
……誰かの声が頭に響き風零はふと我に返る…
そこは先ほどの訓練施設とは程遠い…何かの森らしき場所であった…
風零…「な…何だここ!?…確か椅子に座って…眠くなってきて………!!」
記憶がそこから途絶えていることに気が付いた…
風零…「ここは…森……か?何でこんな所に………?…」
立ち上がると何か手に持っていた…それは…一本の刀であった…
風零…「…刀?…」
もちろん覚えはない…彼自身こんな物は所持する所か歴史博物館でしか見たことがない……
ふいに何かに見られているような…何かの気配を感じたのかその刀を両手で強く握り締めた…
風零…「………来る!!」
その瞬間視線の先の茂みから風零目掛け矢のように獣が飛び出してきた…牙を光らせ間違いなくこちらを狙っている…
風零…「ぅぁっ!!……つぅ………」
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