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武「チクショー、あの信号がなかったらなぁ…」
担任にこってり絞られ武蔵は教室に入り、自分の席に着く
すると、背後から声をかけられた
?「ハハハ、これで三日連続で遅刻だな」
同じ陸上部であり親友の柊 光太(ひいらぎ こうた みんなはコイツをヒイラって呼ぶ)が話し掛ける
余談だが、こいつは短距離専門で、足の早さはとんでもねぇ、前の大会では二年生でありながら全国出場を果たしている
武「うっせ、これでもダッシュしたんだぞ」
ヒ「俺の足なら間に合うぞ」
武「お前の足は特別なんだよ」
ヒ「ハハ、ありがとよ」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴る
武「やべぇ、準備準備…」
今日は7限でいつもより長く、ダルかった
だがそんな一日もすぐに終わった
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