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スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ………
……いつ止まるんだろう。
｢臨也｣
唐突にシズちゃんが口を開いた。俺は困惑した表情でシズちゃんを見る。あれ、やけに真剣な表情。何？ここで俺を抹殺するつもり？そんな事をするならば俺も戦闘体制に…
グイッ
｢ん！？｣
今 何 さ れ た ？
いや、わかる。これは…世に言う…
いや、やっぱりやめよう。言いたくない。だって変だろう？男同士だし絶対可笑しい、可笑しいよこんなの。
｢………シズ、ちゃん…｣
｢あ？｣
｢………これは、なかった事にしてあげるよ。ね？｣
｢はぁ？｣
はぁ？って…折角なかった事にしてあげようとしてんのに。マヌケ面しやがって…。
｢手前まさか、わかってねぇのか？｣
あ、怒ってる怒ってる。やばー…。
｢可笑しいじゃん…
男同士でキスなんて…。｣
｢………そうか？｣
｢！？、なっ｣
うわ、恥ずかし。言った自分めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど…ほんとなかった事にしてくれないかな。マジで…。顔熱い…絶対今顔赤いなァ…嫌だな、こんなの俺じゃない。最悪、最悪最悪最悪！
｢…顔あけぇ。｣
｢ちっっっっっ、がう！//////｣
嗚呼、もう遅かった。
ギュッ
抱きしめられちゃった。
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