第38話

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「お…親父っさん」 「何だ?優」 「その…ライが姿を隠さないって事は、親父っさんも神と戦ってるんですか?」 「優!!」 玄はいきなり大声を上げた。 「は、はいぃ!!」 「敬語は止めろ…常日頃からそういうの使われてないからな…ムズムズする!それに俺にとって初めて出逢えた神仲間だ!!」 「わかりま…わかった。じゃあ親父っさんはどの神と?」 「風神だ!!」 「初めまして、優さん」 玄の陰から小さいペガサスが出て来た。 「じゃあ俺を助けてくれたのは…」 「玄さんに憑依した私です」 (って事は俺が見た天使は) 優は風神を見た。 (風神の羽を生やした親父っさんかよ!!) 「…親父っさん、風神、ありがとう」 「気にすんな!」 「どう致しまして」 偶然出逢えた玄と風神に助けられた優。 二人の実力はどの位なのだろうか。 続く
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