第39話

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「ところで優!腹減ってねぇか?」 「あ…そう言えば…」 時刻は夜7時を過ぎていた。 「よし、着いて来い!!」 玄に言われ着いていった先は卓袱台がある畳の部屋だった。 「ここに座ってちょっと待っとけ」 「う…うん」 優は卓袱台の近くに正座した。 玄は畳の部屋にある引き戸を開け、隣の部屋に行った。 玄が引き戸を開けた時いい匂いがした。 (親父っさん…いい人だな) 「腹一杯喰え!!」 ドンッ 優の目の前の卓袱台に置かれたのは、山盛りの料理だった。 「親父っさん…これ…」 「遠慮すんな!飯はみんなで喰った方が美味い!!」 玄は満面の笑みで言った。 「い、いただきます」 パク 優は焼き魚を一口食べた。 「美味い!!」 「だろ?もっと喰え喰え!」 優達は玄の料理を食べていた。 フッ すると優が急に微笑みだした。
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