第39話

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「ところで…九神の封印が解かれたと…雷神から聞きました」 風神が優に話しかけた。 「クラウンだとかいう奴に俺はここまで一瞬でトばされた」 「あの野郎…絶対許さねー…」 「優さん達が戦ったのは、ウェルムとクラウンですか…。私達も対策を練らなければなりませんね、玄さん」 「そうか?」 玄は自分の料理を食べながら言った。 「いや、そうかって、親父っさん」 「だってよ、ここら辺は九神どころかザイガスだってたまにしか出て来ねぇ。それなのに対策って言われたってピンと来ねぇよ」 「フフフ…玄さんらしいですね」 「風神まで…」 『!!』 優が呆れた時、ライと風神がザイガスの気配を感じ取った。 「優、ザイガスだ!!」 「おっしゃ、行くか!!」 「ちょっと待て!優!!」
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