第40話

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「あの人?」 美月が男を視線で指差しながら、ブレスレット型の木神に尋ねた。 「そうだよ、美月☆」 美月が男に近寄り、クイっと男の裾を引っ張った。 「な、なんだい?」 (可愛い子だな…) 男は美月の方を向いた。 「出て来て…」 「何の事だい?」 「…ザイガス」 「ん?何を…」 男が何かを言いかけた瞬間、叫びだした! 「がぁぁぁぁ!!」 すると男の全身から毛が生え、耳も生え尻尾も生えた! 「お前神か?」 「…」 美月は緑色の銃、リーフガンを出し猫ザイガスに向けて撃った!! ドン 「ぐっ…」 リーフガンの弾が直撃した猫ザイガスは怯んだ。 「いくよ、美月!!」 コクッ 美月は頷き、美月の周りに葉が竜巻の様に舞った。 「憑依完了☆」
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