03 森

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街を出ると、すぐ森になっている。 「………何も見えねぇ…」 森は夜みたいに真っ暗だ。 用意してあったライトを取り出した。 俺は魔法が使えない…というより教わらなかった。 まぁ元々剣士の家だから当たり前なんだけど。 ライトで辺りを照らしてみると……何にもなかった。ただ木ばかり。 森なのに動物がいないのはおかしい。 多分この近くに魔獣がいるんだろう。俺は注意しながら森を進んでいった。 すると…… 「ウォオオォォォオォオォオオン!!!!」 .
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