謎の光

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アウルはゲームが大好きな中学一年生。 そして今は夏休み。 アウルは近所にある友達の家に遊びに行く途中。 そこは大きな木の生い茂る公園の中で、アウルの家から友達の家まで近道である。 アウルは公園の中心にある天使の像の前に来た。 すると、空を狙う天使の持つ弓矢の先に、薄紫色の光が集まって来た。 しばらくすると、その光は野球ボール台の大きさになり、その中には何やら不気味な景色が写っていた。 それを眺めていると急に謎の声に襲われる。 「ワレハ ジクウ ノ カミ ゼロ。 オマエ ヲ ツレテユク」 「誰だよ!?お前!?」 すると、アウルの頭上から一筋の発光線が落雷の如く落ちて来た。 それは、アウルの全身を、電流が流れるかのように突き抜け、それと同時にアウルは体が氷ついたかのような金縛りに会い、数秒後に視界が真っ白になった。 時間が動いているのかすらわからないほどの長い間、アウルは意識を失っていたが、しばらくしてふと目を覚ました。 そこは、今までに見たことも無いような自然溢れる景色や、雰囲気などの感じられる小さな集落だった。
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