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秋が俺の視界に入った時からずっと好きだったのだろう。あの頃はいつだって秋の事を凌辱し、屈服させ、俺以外は何も欲しくはないと言わせたくて堪らなかった。
いつだって、秋の事を秋以上に知りたかった。
「あの頃が懐かしい。」
「……何が?」
少し怯えた目をする秋。
あぁ、いけない。そんな目をされたら、
「秋の部屋にこっそり隠しカメラ設置したり、盗聴器を携帯に仕掛けたり、後を付けたり、あー、後、秋の写真やビデオを買収したりした。」
どんどん青ざめる秋。
だからさぁ、そういう事されると、
――――犯したくなるんだって。
「ねぇ、秋。今度は俺との間に子供でも作ろうか?ま、もっとも。秋が前からずっと俺に隠れてピル飲んでた事は知ってた。でも、もうそれだいぶ前に捨てて、変わりにサプリメントの方にすり替えてたから、もう妊娠してるかも。」
秋を押し倒して、秋の腹にキスをする。
秋は思い当たる事があるのか更に青ざめた顔をする。
今日は秋を離せそうにないな。とほくそ笑むと、秋との楽しい時間を楽しんだ。
――――秋を離したのは明け方近くになってからだった。
end.
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