彼氏はストーカー

5/5
前へ
/15ページ
次へ
秋が俺の視界に入った時からずっと好きだったのだろう。あの頃はいつだって秋の事を凌辱し、屈服させ、俺以外は何も欲しくはないと言わせたくて堪らなかった。 いつだって、秋の事を秋以上に知りたかった。 「あの頃が懐かしい。」 「……何が?」 少し怯えた目をする秋。 あぁ、いけない。そんな目をされたら、 「秋の部屋にこっそり隠しカメラ設置したり、盗聴器を携帯に仕掛けたり、後を付けたり、あー、後、秋の写真やビデオを買収したりした。」 どんどん青ざめる秋。 だからさぁ、そういう事されると、 ――――犯したくなるんだって。 「ねぇ、秋。今度は俺との間に子供でも作ろうか?ま、もっとも。秋が前からずっと俺に隠れてピル飲んでた事は知ってた。でも、もうそれだいぶ前に捨てて、変わりにサプリメントの方にすり替えてたから、もう妊娠してるかも。」 秋を押し倒して、秋の腹にキスをする。 秋は思い当たる事があるのか更に青ざめた顔をする。 今日は秋を離せそうにないな。とほくそ笑むと、秋との楽しい時間を楽しんだ。 ――――秋を離したのは明け方近くになってからだった。 end.
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加