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土方と2人、夜の巡回を始めた圭
土方「なんかお前と2人だと嫌だな…」
土方が突然、ボソッとそう言った
圭「はぁ?嫌なのはお互い様ですよ~なんでよりによって土方さんなんですかぁ~」
圭はワザとらしく、大きくため息をついた土方は圭を睨む
土方「しょーがねーだろ!ほかの隊士どもは、怪我やら仕事やらで行けねーんだ!」
圭「私だって怪我してるでしょーが!!!」
土方は圭を見つめた
土方「今、お前を1人にしたら色々考えるだろ…だから連れてきた。俺だけじゃない…近藤さんや他の奴らも、お前を心配してんだ」
急に優しくなった土方の目
圭は合わせていられなかった
圭「分かってますよ…だから笑っているんです…」
土方「チビ……まぁ、お前には斎藤もいるしな!」
土方はニヤリと笑って圭の前を歩く
圭「ありがとうございます…」
土方「はぁ?何?」
圭「なんでもなーい!!三歳には理解できないよーだ!!!」
土方「んだと!!!」
ありがとうございます土方さん
まったく…心が少し揺らぎましたよ
圭「ほら~!!早く行きましょう!!!」
土方「やっぱ、お前といると疲れるわ」
そう言う土方だったが
穏やかな表情をしていた
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