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翌日
圭「おわ!もういるよ~」
圭が約束の団子に向かっていると、団子に座っている高杉が遠目に見えた
圭「遅れてすみません!」
高杉は圭に気がつくと片手とスッと上げた
高杉「いや~そういやー俺、時間言ってなかったしな!あんまり待ってねーから気にすんな!さっ行こうぜ」
イケメン高杉はそう言ってニカッと微笑んだ
き、今日もイケメンスマイルが輝いてるぜ
高杉「俺の勧めの店があるからよ、そこに行くか?それとも行きたい所あるか?」
何というか…女慣れしてるなぁー
圭「高杉さんのお勧めの所に行きたいです!」
高杉さんはニカッと笑ってくれるけど
そういう笑顔はたまにでいいんだよね~
斎藤さんみたいに…
高杉「よし、じゃ!行くか!」
高杉は立ち上がって
歩き出した
………………………
圭「た、高杉さん…ここですか?」
高杉「ああ」
彼はサラッと言うが
高杉のお勧めの店とは、これまた高級な着物屋だった
圭「い、いやぁ~なんか!用事思い出しました!!!アハハハ!帰ります」
圭は逃げようと走り出そうとすると、腕をガシっと掴まれる
高杉「何ビビってんだよ!心配するな!俺が買ってやる!今日付き合ってもらう前礼だ(笑)」
圭「いいいいいえ!めっそうもございません!こんな高い着物が似合うような面してませんしぃい!!!!」
高杉は必死な圭を見てブッと吹いた
高杉「お前、自分の可愛いさ分かってねーのか?分かった分かった!そんなお前でも似合う着物を見立ててやるから!(笑)」
高杉は強引に圭を店に押し込んだ
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