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「いいってニアリスちゃん」
「そうよそうよ」
「これが、うちらの日常でしょ?」
「このやりとりがあるからこそ、このギルドだろ!」
回りに居た他のギルド員からも声が上がる。
そう。もはや、この一連のやりとらは恒例行事みたいなもなのだ。
「そうそう。みんなもこう言っているんだからいいじゃない!」
ソラリスは、ティニーとレンが戻ってきた時を狙って胸を張って堂々と言う。
十分に魅力的な身体が揺れるのを見たティニーが落ち込むまでの時間。
それがギルド《セレスティアウィング》の日常だった。
「本当に、いつものギルドですね」
ニアリスは微笑みながら、独り言を漏らした。
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