出会い

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出会い

  風月はいつもの様に帰宅道を歩いていた 中学3年生の彼は進学か就職かで悩んでいた     風月の家は経営の厳しい孤児院だった 高校に行くとしてもお金がない   風月は溜め息をついた   (やっぱり就職しかない、か)   風月が孤児院の見える辺りまで来ると孤児院の前に一人の青年が立っていた
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