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「そうだ、君の名前は?」
ふと紅月が訪ねた
「僕は風月です」
風月が名乗った瞬間紅月の目が見開かれた
「…そうか、君が…」
「なにか?」
風月は首を傾げたが、紅月はなんでもないよと首を振った
「じゃあまた来るから、またね風月くん」
そういうと紅月は去っていった
名刺を片手に風月は立ち尽くしていた
「なんなんだ…今の人…」
不思議に思いつつ風月は孤児院に入っていった
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