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私が歩いてきた道には 草木が茂り、花が咲く。 川がせせらぎ、命が芽吹く。 私が歩く道は険しく 暗い、絶望の淵。 涙ばかりが音をたて、小さき命が衰退を見る。 ただひとつの光が細く足元を照らしてくれているだけだ。 しかし、 それが道というものなのだ。
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